旧車、クラシックカー、ノスタルジックカー、オールドカーなどなど、呼び方は様々ですが、古い車に魅せられている方達が居ます。
十数年前のくるまから、ときには数十年前の車まで。
惹きつける魅力はスタイルだったり、エンジンが醸し出す音だったり、時代背景だったりと多様ですね。
今回はそういった年代物の古い車に乗られている方はもちろん、低年式の車に乗られている方にもお役に立つお話です。
車が古くなってくると出てくる問題のひとつが
「液漏れ」
です。
エンジンオイルや冷却水が、どこからともなく漏れてくる・・・
漏れる主な原因は、パーツ接合部のパッキンやガスケットの劣化です。
劣化は一箇所だけが進む、なんてことはありませんよね。
一番傷んだところが最初に液漏れをしてきます。
ではそこだけを直したらどうなるか。
次に傷んでいるところから液漏れがまた発生することになります。
さらに劣化は接合部だけに限りません。
金属でも肉薄の部分が、液体の圧力に耐えられなくなって穴が開くことも。
エンジンオイルも冷却水も、内部で循環しているので圧力がかかっています。
そのため弱くなっているところに負荷が集中します。
これが慢性的な液漏れの原因です。
実際にオイル漏れを修理に出して、しばらくしたらまた漏れてきた・・・
直ってないじゃないか!
といった経験をされた方がいらっしゃるかもしれません。
ミヤセ自動車からひとつの提案
液漏れは完全に直そうとすると、上記の理由で分解してオーバーホールをするか、新品に乗せ換えるしかありません。
この方法では、当然ですが費用が高く付きます。
ですのでこちらをお薦めさせていただいています。
その名も「PITWORK」
血小板のような働きをしてくれる、と言ったら分かりやすいでしょうか。
オイル漏れに悩まされていたトラックにこちらを使ったところ、ピタッとオイル漏れが収まったという実績もあります。
ラジエターの液漏れにはこちらがあります。
こちらも同様の働きをしてくれます。
どちらも大きく開いた穴には効果がありませんし、根本的な修理になるとは言えません。
ですが費用の面を考えると、有効な手段ではあります。
液漏れやにじみがある場合は、一度試されてみてはいかがでしょうか。