節約のカナメは点検にあった！？

点検って実は予防するためのものなんです。

意識されていましたか？

• 故障が原因で会社に遅刻した
• 走行中にいきなり故障して事故してしまった
• 故障の修理代がとんでもない金額だった

こまめに点検をしていると、こういった大事が避けられます。

具体的に見てみると、予防は命と財産を守ってくれる大切なものですね。

まずは日常点検で予防

こちらを参考に日常点検を実施してみてください。

点検の順番は、車をぐるっと一まわりするイメージです。

まずは運転席に行きましょう。

運転席でチェックするところ

運転座席に座って点検スタートです。

１．ブレーキペダルを踏んでみる

踏んだ感じに違和感がないかチェックします。

ふにゃっとしていたり、逆に固かったりしていませんか？

最後まで踏み込んだときに、あれって思うくらい踏めるときはオイル量が減っている可能性があります。

２．パーキングブレーキ

シフトレバーの脇にあるタイプや踏むタイプなど様々なものがあります。

構造はどれも一緒で、レバーに繋がっているケーブルでブレーキを機械的に動かしてロックさせるものです。
※外車や一部の高級車には電気式のタイプも登場しています。

レバーをいっぱいまで操作したときに、引きしろが多すぎたり少なすぎたりしないかをチェックします。

車の後輪ブレーキがディスクの場合は、構造的にパーキングブレーキの効きが徐々に低下していきます。

効き具合も同時にチェックしましょう。

３．エンジンに異音がしないか

エンジンをかけてみてカラカラ、ギーギーとおかしな音がしないか確認しましょう。

普段はオーディオや人の話し声で異音には気付かないものです。

アイドリングのエンジン回転が安定しているかのチェックも同時にしましょう。

アクセルを踏んで回転数を上げたときに異音がしないかの確認もします。

４．ワイパーとウインド・ウォッシャー液の確認

ウォッシャー液が正常に噴射されるか、噴射の向きは適正かをチェックします。

同時にワイパーの動きとふき取り具合もチェックしましょう。

ビビりなどの異音があったら要注意です。

エンジンルームでチェックするところ

次にボンネットを開けて、エンジンルームをチェックします。

エンジンは停止しておきましょう。

５．ブレーキ液の量

リザーバ・タンク内の液量と色をチェックします。

減っていたら、液漏れをしているかブレーキパッドが摩耗している可能性があります。

６．冷却水の量

リザーバ・タンクを見て液量をチェックします。

冷却水の色ってメーカーによって違ってるんですよ。

知ってました？

７．エンジンオイルの量

オイルゲージを使用して確認します。

1. ゲージに付いているオイルが汚れていないか。
2. ゲージをふき取ってもう一度差し込み、オイル量が適正か。

この２点をチェックします。

８．バッテリー液の量

液量が規定の範囲内かチェックします。

車ごとバッテリーをゆすってみると分かりやすいです。

９．ウインド・ウォッシャー液の量

ウォッシャー液のタンクをチェックします。

冬場は融雪剤でガラスが汚れるため、ウォッシャー液が特に大切になります。

ここまででエンジンルームの点検は終了です。

ボンネットを閉じて、車両の外側を点検しましょう。

車のまわりの回ってチェックするところ

１０．ランプ類の点灯具合

ヘッドランプ、車幅灯（スモールランプ）、ストップランプ、ウインカーなどの点灯具合をチェックします。

同時に汚れや損傷が無いかもチェックします。

１１．タイヤ

空気圧は適正か、亀裂や損傷がないか、溝の深さは適正かをチェックします。

スリップラインが見えたら要注意！

お疲れさまでした！

日常点検は以上となります。

異常が見つかったときは、早めに整備をしてくださいね。

放置しておくと、重症になったり他も巻き込んで壊れたりと大事に発展しかねません。

車も体も早めの治療が一番経済的です。

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オイル汚れなどの基準が分からないよって方にもおすすめです。

「せっかくプロに見てもらうならもっとしっかりお願いしたい」

という方には、１ランク上の“あんしん点検”がオススメ。

“12カ月点検”は足回りを取り外してきっちりとチェックする点検です。

ブレーキまわりなどはタイヤを外さないとチェックできない部分があります。

車検だけだと２年に一度なので少し心配ですよね。

安心のためにも点検で「保険」をかけておきましょう。

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